【入居事例紹介】脳腫瘍の方のお受入れ
こんにちは!
施設長の鈴木でございます
何度か掲載させて頂いている『入居受入れ事例コーナー』ですが
今回は脳腫瘍(ガン末期)の方の受け入れについてです
対象の方はもともとガンの治療の為病院に入院されておりました。
その病院はお看取りも可能な病院
本来であればずっと病院にて安静に過ごす予定だったそうですが・・
ある日、ご本人からご家族様に対して「病院を出たい」と希望があったそうです。
「4人部屋で周りの人が具合が悪くなっていくのを見るのが怖い」
という理由でした。ご本人も病識がある為、今後の事が不安で
病院で最期を迎えるよりは個室の老人ホームで楽しく過ごしたいと考えられたそうです。
それを聞いた家族様からこのホームページを通して私に連絡を頂き
ご相談の上、草加幸楽園にてお受入れさせて頂く事が決まりました
そこで課題となったのが、病気によりご本人に痛みが出た際の対応です。
病院でも使っていた医療用麻薬をそうか在宅診療所の先生から処方して頂き
看護師によって服用して頂く対応方法でした。
ただ「今の薬を使っても痛みが激しく、収まらない時があったらどうすればいいか」
と家族様より相談があった為、緩和ケア病棟を持つ病院に事前にこちらの先生から
話を通して頂き、もしもの時の対応方法も準備してから入居となりました
(※)緩和ケア病棟
がん等の患者が抱える体や心の痛みを取り除くために入院する。抗がん剤治療など、病気の進行を抑える治療はしない。
患者やその家族の心のケアにも取り組む。痛みを取るためにがんの初期で入退院する人もいる。
入居当日にこちらの在宅診療所の先生に緩和ケアのある病院の先生宛てに
紹介状を書いて頂いて繋ぐことができました
このように癌で痛みのコントロールが必要な方も
他の医療機関等と連携しながらお受入れさせて頂くことが可能です。
こういった事例を紹介する事で少しでも同じような悩みをお持ちの方の
お力になることが出来れば嬉しく思います。
見学ではなく、
「電話で相談のみなんですが・・・・・」というお声をたまに頂くのですが大歓迎です
身の回りの方の介護でお悩みの方ぜひお気軽にお電話ください。
(℡)048-930-1550 担当:鈴木 時間:8:30~17:30
事例紹介、意外と好評なのでまた更新したいと思います