【入居事例紹介】大腿骨骨折の方
こんにちは!施設長の鈴木です
10月に入り、肌寒い日が続いていますね。
皆さんも風邪などひかないよう体調にはお気をつけ下さい
本日は大腿骨骨折の方の事例を紹介します
大腿骨の骨折は高齢者の方では一番多い骨折の種類です。
年齢とともに骨がもろくなるだけでなくバランス感覚が悪くなって、転びやすくなる為です。
患者さんの数は70歳以上の方を中心に20万人とも言われ、男女比では女性が多いそうです。
男性のほうが骨密度が高いですし筋力も備わっていますから、骨折しにくいといえます。
さらに女性は閉経後に骨密度が急激に減少しますので、より注意が必要なんだそうです。
過去の事例としては
Hさん 88歳 女性 要介護2
ご主人が先立たれてから、独居でご自宅にて生活されていました。
週に2回のデイサービスと訪問ヘルパーを利用しながらの生活。
ご家族は近くにお住まいですが、仕事も忙しく頻繁に訪問することは難しかったそうです。
ある日、ご家族の携帯に本人から「転んで起き上がれないの」と
連絡があり駆けつけてみると、自宅の廊下で転倒されているご本人様を発見。
「自分でトイレに行こうとしたら転んでしまった」との事でした。
痛みも強かったので直ぐに救急車を呼び病院に搬送し、手術を行ったそうです。
手術後は安静にしなければならないので、2週間ほど入院したのちリハビリ病院への転院が決まりました。
リハビリ病院にて3ヶ月程リハビリを行い、つかまりながら歩ける程度に身体は回復しましたが、
ご本人とご家族様も「また同じことが起きるのが怖い」と考え自宅での独居生活を断念されたそうです。
そんな中、いくつか老人ホームを見学される中で
草加幸楽園にご見学に来られ入居して頂く事となりました。
「リハビリ病院退院後もそうか在宅診療所のリハビリを利用しながら生活できるし、駅から近く面会に来やすい」
という所が決め手だったそうです。
他にも大腿骨骨折で入院後に草加幸楽園にご入居された方は何名かいらっしゃいます。
もちろん骨折をしない事が一番ですが、万が一のことがあった際には
お身体の状態に合わせた生活をして頂く事が今後の健康の為になると思います。
今後も色々な事例を紹介していきたいと思いますのでご参考になれば幸いです。